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【国立新美術館】

【国立新美術館】_c0025852_8585887.gif9月2日() 明日から学校がはじまるという前日、夏休みの宿題<美術館へ行ってレポートを書く> それの為に、六本木に新しく出来た【国立新美術館】へ行ってきました。娘は夏休みの間にお友達と近所の区立の美術館に行ったのですが、「せっかくそんなステキな宿題が出てるんだから、私も一緒に美術館に行きたい」と思い、ほぼ強制的に決行。
【国立新美術館】_c0025852_973346.gifまず目を引く 建物の美しさ。今回の参院選、落選はしましたが、建築家の黒川紀章さん、さすがです。TVなどで拝見すると一風変わった方のように見えますが、こんなに洗練された優美な設計ができるなんて信じられません。建物の外も素晴らしいのですが、中も大胆かつ斬新なデザインで、娘とも話していたのですが、美術館の建物自体が すでにもう展示物のようで、芸術的でした。
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【国立新美術館】_c0025852_9204212.gifこの日開催されていたイベントは“一目でわかる!日本の美術この100年”と題され、100年にわたり開催されてきた日展(昔は、文展、帝展、新文展、そして日展)の中から選りすぐられた170点にも及ぶ作品が展示されています

中でも、娘と私が気に入った作品(偶然にも2人とも同じものを)↓ ↓ ↓【国立新美術館】_c0025852_926688.gif
   福田平八郎 《雨》
   昭和28(1953)年 紙本着色 第9回日展
   東京国立近代美術館

一面に屋根瓦が描かれており、その表面にはぽつぽつと降りだした雨粒の跡がみえます。直線と曲線に囲まれた屋根瓦の抽象的な形態は、微妙な色調と雨の跡によってリアリティを獲得します。福田平八郎は帝展・新文展・日展の代表作家として活躍しました。この作品は写生研究を乗り越え、形態の単純化を目指した戦後の代表作です。

写真ではわからないのですが、実物を見てみると、瓦(かわら)についた雨粒の跡が、まるで本当に今、窓を開けて 夕立が降り始めた時のように、新しい雨跡、ちょっと前に降った乾いた雨跡、色の濃淡が見事で、もしこの絵が生き物を描いたとしたら、まるでそこに生きているように、瓦についた雨粒の跡が3D 4Dのように見えて、とても新鮮でした。

どちらかと言うと、洋画の方が好きなのですが、日本を代表する美術展の名画、名作の数々を一度にまとめて、娘と一緒に見ることが出来、とても良かったと思います。娘も「行って良かった」と言っていました。その代り、この日は夜中の2時まで宿題と戦っていました(笑)ゞ




有名なレストラン「ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ」↓ ↓ ↓
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ココのランチは食べれませんでしたが、2階のカフェでちょっと一休み^^ゞ

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 ◆◇◆ 建替え中の我家の状況は、別ブログ “シンプルxシック”にて公開中 ◆◇◆

by million2005 | 2007-09-05 09:49 | おでかけ

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