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サントリーホール

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一度はオーケストラの演奏を‘生’で聞いてみたい…と
思っていたのですが、まさか こんなに早くに実現するとは…

昨日7月11日(火)サントリーホールに
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを
聴きに行ってきました。
(^m^なんだかちょっと‘ハイ・ソサエティ’で‘セレブ’っぽい?笑)

桂冠指揮者: 小林研一郎
音楽監督・指揮・ピアノ: ゾルタン・コチシュ
ヴァイオリン・ソロ: 木嶋真優
――――――――――――――――――
ベートーヴェン「エグモント」序曲
シベリウス・ヴァイオリン協奏曲
ベルリオーズ・幻想交響曲
(ダニー・ボーイ/ハンガリー舞曲>試聴


まず、会場のサントリーホール~大ホール~、ステキでした^^
そんなに思っていたほど大きくなく、今回1階1番うしろの座席でしたが、
それでもステージが近く感じられました。
(これってきっと、埼玉スーパーアリーナが異常に遠かったせい?笑)

ヴァイオリン・ソロの木嶋さんの黒いドレスがステキでした^^
(場内撮影禁止のため、ご想像で…笑)
彼女、まだ若いのに、大勢のオーケストラを率いて、素晴らしい演奏でした。
ヴァイオリンって、まるで歌っているみたい…
クラシックコンサートなんて、全くのはじめてで、他にどう比べようもないのですが、
聴いていて、きっと、オペラ歌手と同じで、「今日声でてないな?」とか
「のどの調子が悪い」みたいなものが楽器でもあるんだろうなぁ~と
素人が勝手に推測してしまいました^^ゞ

そして、指揮者の小林研一郎さん
指揮者の方って、雰囲気がみんな似てますね(笑)
でも…すごい。 完璧に頭の中に、オーケストラのスコアがインプットされていて
ひとつひとつの音を集め、重ね合わせ、粘土のように、ひっぱり、伸ばし、
ギュッと押し込めたり、止めたり、まわしたり、つまんだり(笑)、さらには、
音を宙へ放つ…

全部 自分の指先ひとつで

その彼の指先についていくオーケストラの演奏者もすごい!

素晴らしい! まさに 「ブラボー!」

夜7時開演とあって、絶対寝ちゃうんだろうなぁ~(笑)て思ってたけど
寝ませんでしたね、というか、あっという間でした。
娘も、ちゃんと聴いていました(◎v◎)
たぶん、それは、ずっとそこに音(音楽)があったからだと思います。

劇とか、つまらない映画とかで眠くなるのは、‘音’がなくなるからで、
クラシックは、曲は知らなくても、“ハーモニー管弦楽団”と言うだけあって
‘音のハーモニー’に飽きる事はないんだなぁ~っと、つくづく思いました。

最後、指揮者小林研一郎さんのはからいで、有名な『ダニーボーイ』と
『ハンガリー舞曲』を演奏してくださったのですが、これは本当に感動しました。
鳥肌がたって、涙がでそうになるくらい…
娘も曲は知らないながら、最後の2曲にはとても楽しそうに反応していました。

私の‘単純’な性格は、こういう時 本当に‘長所’になってくれます^^ゞ
敬遠されがちな‘クラシック’ですが、‘歌舞伎’と同様に、何百年も前から
受け継がれてきた‘伝統’はやはり 何かが違います。
何がどう違うのかは全くわからないけれど、その‘何か’に触れた感覚、それだけ
味わえただけでも、私としては満足でした。


 ◆◇◆ 建替え中の我家の状況は、別ブログ “シンプルxシック”にて公開中 ◆◇◆

by million2005 | 2006-07-12 09:56 | おでかけ

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