2006年 03月 11日
歌舞伎・初体験
生まれて初めて、歌舞伎座で【歌舞伎】を観てきました。
日本の古典芸能 ― この歳で(どの歳?って聞かないでね^^ゞ)
初めての経験でした。
主人が朝日新聞の懸賞に応募して、当たったんです。
(たぶん応募した人が少なかったんだと思う…(笑)
最初、「歌舞伎ぃ~!? はぁ?」て感じで、
全然乗り気じゃなかったんです。
全く興味ありませんでしたから…でも
「ま、一生に一度くらい観ておいてもいいかな?」程度で
ところが…
(↓記事少し追加しました f(^^;3/12)
《昼の部》 午前11時開演
【演目】
一. 吉例寿曽我
二. 吉 野 山
三. 道 明 寺
義経千本桜の「吉野山」では松本幸四郎(松たか子のお父さん)が
出演していて、花道から出てきただけでもう
まわりにパッと花が咲いたように明るくなる感じ…
本当にあるんですね、“オーラ”って。(マジ、オーラ見えました(・・;)
おもわず…「カッコイイ」と思ってしまいました。
一幕目の「吉例寿曽我」も 曽我兄弟の話で有名なシーンらしく
階段の上に立つ役者さんが、‘見得’を切った姿勢で
そのまま舞台が徐々にせり上がっていくところなんて
‘圧巻!’ 本当に素晴らしかったです。まさに“見せ場”でしたね。
おもわず…手に汗にぎり、無意識に拍手していました。(^-^)// パチパチ
途中、道化と言うか?
ちょっと面白い場面もあって
(義経と静御前の‘静’にかけて)
「あ・ら・か・わ・し・ず・か・の~
イナバウア~」 と
見得を切ったりして(笑)
江戸時代の大衆芸能らしく
時事ネタもとりあげて(笑)
観客の心をグッと引きつけていました。
菜の花模様の献立表に、
菜花辛子酢味噌
桜蒲鉾(かまぼこ)
花びらいくら 桜麩
筍ご飯、木の芽
鰆(さわら)西京焼
うぐいす白玉 など等
‘春’満載のメニュー
この頃には、すっかり気分は “The 歌舞伎”(笑)
ビールとお弁当をつまみながら^^ゞ
「歌舞伎って おもしろいね~」
「やっぱり 幸四郎さん ステキだったぁ~!」
「今度は勘九郎(現在は十八代目中村勘三郎を襲名)の舞台が観たいよね~」
な~~~んて^^ゞ、何も知らないくせに、すっかり‘歌舞伎’わかった風で
完全に浜ってるo(@.@)o
どうしてこう私達夫婦は、“浜り”やすいんだろう??(笑)
根っから‘単純’なんだわ、きっと(^m^;)
って、それも全てイヤホンガイドのおかげです。
あれがなかったら、サッパリ ┐(´~`;)┌ 何もわからずに
ただただ爆睡していたと思います(笑)
もし皆さんも行かれる機会がありましたら、イヤホンガイドは必須アイテムなので
借りてみてください^^ゞ
1幕だけ観る事もできますし、外国の方や、高校生が授業の一環として
観にきていたり、と私の持っていたイメージとはまるっきり違って、
歌舞伎は決して‘敷居の高い’ものではなかったです。
by million2005 | 2006-03-11 22:30 | おでかけ