「星の王子さま☆ミュージアム」

夏休みも大詰めになって、主人の会社の保養所がある
【箱根】に1泊で行ってきました。
1日目はお昼頃に家を出て、保養所に到着後、ゆっくり温泉につかって
カラオケ(今年から有料になっちゃった(>_<") やったりしてました。

2日目は、まったく乗り気じゃない主人(笑)を無理矢理 誘って
仙石原にある「星の王子さま☆ミュージアム」

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私自身も全然期待していなかったんです。 
ただ子供の夏休みの宿題に、ちょっとはいいかな?
なんて思ったりして。。。(f^^)

実際は まるで プチ フランス ー どこかヨーロッパの町並みを歩いている
ような、小さいけれどステキなミュージアムでした。

「星の王子さま」は、去年かおととしぐらいに、子供のために
本を買い、読ませました。子供も一応 読んだは読んだのですが、、、
私自身、最初の方を読んで、なにかがんだかさっぱりわからず
「なんじゃこりゃ???」(笑)と思っていました。





おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
作者:サン=テグジュぺリの最初の言葉にあるように、このお話は
一旦自分が子どもになった気持ちで読まないと、わからい本なのかも
しれません。
逆に、おとなの頭で読むと混乱してしまうかも。。。

サン=テグジュぺリ自身が、おとなの心と、こどもの心を 2つ持ち、
きちんとそれを使い分けていたことを、ここ「星の王子さま☆ミュージアム」に
来て、はじめて知ることができました。

誰もが、こどもの心を持っているにも関わらず、段々おとなになると、
その心を見失ってしまうのですが、サン=テグジュぺリは、
一言相手と話をして、この人は子どもの心がわからないと判定したら、
ちゃんと、社会の話やゴルフの話、ネクタイの趣味など、
相手に話を合わせているんです。でも、心の中ではいつも
どこかに、子どもの心を持った人はいないか、探し続けている・・・

サン=テグジュぺリ
1900-1944
1900年6月、フランスのリヨンで貴族の家に生まれる。
若い頃から空を飛ぶことに情熱をもちつづけ、兵役で空軍に入隊、
のちに民間のパイロットとして活躍する。飛行士の経験にもとづいて、
『夜間飛行』や『人間の大地』などを著し、作家としても成功をおさめた。
戦争を避けてアメリカに亡命し、1943年、挿し絵も自分で描いた
『星の王子さま』を出版する。同年、フランス軍に復帰、
翌年1944年 コルシカ島沖合いで行方不明となる。


彼自身が ‘星の王子さま’そのもので、彼は本当に飛行機に乗って、
どこかの星へと飛んでいってしまったんですネ。 
なんか すごーい ε- (-。-;)

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物語の途中、キツネが王子さまに言います。
「大切なことはね、目に見えないんだよ・・・」
これは、最近 わたしが とても 思うことなんです。
お金のように目に見えるもの、宝石や毛皮、それらに一体どれだけの価値が
あるんだろうか?
ほしいもの全てを手に入れても、人間死んでしまったら、天国には
持っていけないのに。生きている今だけに必要なもの。 
それでも生きていくにはお金が必要ではあるけれど。
いい学校、いい会社に入って、子ども達の将来の夢は ― “IT企業の会社の社長”
そんなんでいいのかなぁ~
子どもが 子どもの心を忘れ、おとなが、子どもの心を失い、
社会が おとなだけのものになっていく… 
そんな社会に こどもの心を持ち続けることは、不可能なのかもしれない。

サン=テグジュぺリも、そんな大人の社会について行こうとして、
ついてゆけずに、
子どもの心を持った人達が住む星へと旅立ってしまったのかも。。。
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by million2005 | 2005-08-31 14:32 | 「星の王子さま」

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